おいしいのは当たり前。お子様や家族、大切な方に食べていただくものだから、何よりも安全・安心な商品をお届けしたい。その想いを社員一人ひとりが理解し、実現するため、業務および品質の継続的な改善に取り組んでいます。
本社工場および西神工場は、より一層品質の高い商品を提供するため、2016年に国際的な食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」※の認証を取得。社内で食品安全チームをつくり、「品質管理の向上」を重要課題とした活動を行っています。お客様の声を真摯に受け止め、商品の企画、設計から原材料調達、製造に至るまで、各工程における品質の維持・向上に取り組んでいます。
※FSSC22000:工場を中心として運用する HACCP の手法に、管理体制の維持や継続的な改善を行う ISO22000の手法を加えた、会社組織全体で食品の安全性を追求していくシステム。
おいしさはもちろん、価格、見た目にこだわった商品開発をしています。お客様のご要望を聞き、実際に売り場を見てまわり、他社商品の動向や売れ筋を調査した結果からニーズを分析。商品企画に活かしています。
お客様が商品を手に取られる時の気持ちやシーンを想像しながら商品を作り上げていきます。パッケージは製品の品質を守る役割だけでなく、見た目や利便性にも配慮した包装資材にしています。
商品づくりには多くの人が関わっています。そのため、各部署の担当者と打ち合わせの機会も多く、実際に現場に立ち会いながら、製造ラインや品質に問題がないかどうか確認することも企画の仕事です。
お客様により良い商品をお届けするための第一歩が原料調達です。吉田ピーナツ食品の商品は大地の恵みを受けて育った自然素材を使用しています。素材を活かしたおいしさをお届けできるように努力を積み重ねています。
保管倉庫では、室温を常に15℃に保つよう定温管理し、原料の品質を維持できるよう努めています。
近年、食の安全や環境汚染への不安から有機食品を求められるお客様の声が高まっています。吉田ピーナツ食品では、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らずに生産された有機JAS認定の原料を一部取り扱っています。
より安心・安全でおいしい商品をお届けできるよう、生産ラインの自動化や品質管理の徹底に取り組んできました。品質保持において機械制御が担う部分が大きくなったいまでも、味や食感など商品の根幹に関わる重要な工程を担っているのは職人の五感。例えば、うす皮付落花生の煎り加減は、原料に含まれる水分とその日の湿度や気温により変えるなど、日々、ものづくりに向き合う職人だからこそ、その見極めができるのです。厳しい品質管理体制の中で受け継がれてきた技を大切にしています。
異物を製造室内に持ち込まないために、服装や入室前の準備を徹底。粘着テープで全身についたホコリや髪の毛などを丁寧に取り除き、手洗い、アルコール消毒をしてようやく室内に入ることができます。
不良品や異物の混入を防ぐため、製造ライン上に設置した検出装置だけに頼らず、人の目で一つひとつ選別を行っています。
速度と正確さが求められる包装工程は、積極的に自動化を図っています。包装する際に窒素ガスを充填し、味と風味を損ねる原因である酸素を少なくすることで、品質を守っています。
安心できる商品づくりのために、機械の清掃は欠かせません。重要な機械部品は取り外し、丁寧に洗浄してから次の製造を行います。当たり前のことですが、毎日の積み重ねが安心できる商品づくりにつながっているのです。
原材料の受け入れから製品まで徹底した品質管理体制をとっています。できあがった製品はその特性に応じて、社内の検査室で外観、風味、水分など様々な検査を実施し、基準に合格したものだけを商品化しています。できたての風味とともに、いつも安心できる食品をお客様の元へ。それが私たち、吉田ピーナツ食品の願いです。
日々の検査業務の中で蓄積されたデータやお客様からのお声をまとめ、製造工程や商品設計に反映しています。お客様に満足していただける味の追求と品質の向上に努めています。
自然の美味しさを安全にお届けするために必要不可欠な検査項目を設定し、慎重に検査を繰り返します。賞味期限の設定も検査結果に基づいて行っています。
製造された商品は倉庫内で大切に保管し、お取引様からの注文に応じて商品を出荷していきます。また、お客様が商品を購入して、お召し上がりになるまで十分に賞味期限があるように、出荷限度基準を設定して管理しています。